双極症(双極性障害/躁鬱病)だった

物心ついたころから自己や他者の理解に興味があって、ずっと内省する癖があった。

人見知りや拘りの強さ、感受性の強さ、調子の波があり、そういった人と違うところが親や友人から言われることもあり、自覚もしていた。

社会人になってからHSP、発達障害だなとなんとなく思ってみたり、遺伝子検査してみたり、Big5やストレングスファインダーという性格診断をやってみたりした。

そんなこんなで仕事やプライベートで悪いことが続き、精神的に落ち込んでいたので精神科を受診してみると「双極性障害Ⅱ型」という病名が診断された。

予想通りだった。

ちょうど精神医学系のYouTubeの情報がよく出てきた時期でもあり、それを見て振り返ってみると何だか落ち込むときもあるけど、妙にハイになることもあったこともあり、明らかに双極性障害の性質があることを自覚していたからだ。

いつからそんな状態だったのかを考えてみた。

中学校の部活に入っていた時に「調子の波が激しいよね」と言ってくれた人がいたため、少なくともその時から始まっていたと思われる。

学生の頃は何かスイッチが入ると創作活動に熱心になることがあり、プログラムを作ったり、曲を作ったりしていたが、大体は目的もなく自堕落な生活を送っていた。

社会人になって1~2年目は、残業時間が月30~80時間になるくらいで働かされていて、ほとんどの期間が鬱状態だった。

健康診断も2年連続でE判定(要精密検査)、総コレステロールが基準値未満だった(総コレステロールが基準値未満だと鬱になりやすいらしい)。

今考えるとその時点で病院に行くべきだったし、そんな会社も辞めるべきだった。

それから数年経ち、それなりにメンタルの上下があるまま、転職するわけでもなく、誰に相談するわけでもなく、訪れた親族の死(ずっと体調が悪かったのは知っていたが)。

さらに炎上必至の初心者だらけプロジェクトでの初リーダー。

さすがにこのままではいけない、何とかしたいと病院嫌いの腰を上げて精神科に行くことを決意した。

双極性障害は、ハイテンションな躁状態とローテンションな鬱状態を数週間から数か月繰り返す気分障害。重症のⅠ型と軽症Ⅱ型に分類できて、前者は入院するレベルで、後者は躁状態が軽い(軽躁状態)で大きなトラブルを起こすほどではないという。

鬱状態は説明するほどではないが、何もかもが億劫になり、活動量が減る。なかなか起きられず、仕事に身が入らず、家事がめんどくさくてサボったり。

躁状態は逆に活動的になり、テンションが上がる。自分の場合はブログを書いたり、YouTubeで動画を投稿したり、あちこち行ってみたり、仕事で色々なものを提案したり、マッチングアプリで出会いを求めたり、バンドを始めようと思ったり、買い物をたくさんしたり高いものを買ったり。悪いこともあり、イライラしたり、睡眠時間も短くなったり、一番良くないのはクレーマーになること(笑)。

双極性障害の治療方法は、服薬が基本。気分の上下を安定化させる薬(気分安定薬、抗精神病薬)、睡眠薬を使って気分と睡眠を安定化させる。

実は今書いているこの時期は、先述した炎上プロジェクトがなかなか落ち着かなくてギブアップし、休職中なのだ。

薬の調整もあまりうまくいっていなくて、鬱状態の仮眠の状態が続き、昼間もぼーっとしている。

3か月の休職期間もあとわずか。

転職したいなーって思っていながら何も活動できなかった。

あーあ。

これからどうしましょうか。

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