「したっけ」は「したっけ」だけじゃない?気づかなかった北海道弁(東北弁)

言語

「したっけ」は北海道、東北、関東などで使われる方言。

「したっけね~」「またね~」と同じ意味だが、正確には「したっけ」を標準語に変換すると「(そう)したら」となる。

この「したっけ」には応用編がある。

「昨日、急いで家を出たっけ、携帯忘れたのよね。」

これを聞いて、「したっけ民」にとっては何の違和感もないはず。

しかしこの「出たっけ」は方言であり、「したっけ」の仲間なのである。

標準語では「出たっけ」「出たら」で、「っけ」「したっけ圏外」では(たぶん)通じないわけではないが訛ってる判定をされる。

道産子である私は関東首都圏に出てきて、「したっけ」なんて言わないぜーなんて思いながら5年くらいは気づかなかった…。

訛っているけれど通じるから指摘されなかったのか、実は周りが「したっけ民」だらけだっただけなのか。

ところで、

「あの有名人の名前なんだっけ?」

「っけ」は標準語となる。

「したっけ民」であれ?あれ?と混乱される方がいるかもしれないが、その「っけ」「~(し)たら」の意味ではないため、安心して標準語としてお使いいただければと。

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