ニュースサイトの記事を開いた。
タイトルを読む。
本文を読もうとする。
広告。
少しスクロールする。
広告。
さらにスクロールする。
また広告。
画面の下にもいる。横にもいる。突然、全画面にもなる。
ということで今回は、「うざい広告」をランキング形式で、実際にこのページ上で再現しながら紹介する。
※この記事はネタです。
※動画広告だけはYouTube素材を使った疑似表示です。
※それ以外の再現枠には実際のAdSenseディスプレイ広告を組み込んでいます。
独断と偏見で決める「うざい広告ランキング」
広告効果や収益性ではなく、「記事を読みに来た人間の邪魔をする能力」だけで順位を付けた。
7位:サイドレール広告 ― 横からずっと見てくる
PCの左右に固定される広告。本文そのものを覆わないことも多いので、まだ良心的ではある。
ただし、スクロールしても消えない。
「ずっとそこにいる」という圧が強い。
このページでも、画面幅1024px以上なら実AdSenseを入れたサイドレール風の広告枠が左右に固定される。×を押さない限り残り続ける。
6位:Multiplex広告 ― 広告が群れを形成する
単体のバナーではなく、複数の商品・サービス・見出しがタイル状に並ぶタイプ。
1個の広告ではなく、広告だけで「おすすめコンテンツ欄」が完成している。
上では実AdSenseを6枠並べて、広告が群れを作るMultiplex広告風の状態を再現している。
5位:ネイティブ広告 ― 記事かと思ったら広告
関連記事、ニュース一覧、おすすめ記事など、通常コンテンツに馴染むよう作られた広告。
広告であることは表示されていても、記事カードと広告カードの境界が弱い。
「関連記事かな」と思って見たら広告だった、という地味な罠が強い。
4位:記事内広告の連打 ― 読ませる気がない
文章を読む。
続きを読む。
まだ文章は続く。
そろそろ内容に集中したい。
だが、また広告。
こういうやつである。
広告一つ一つは普通でも、数段落ごとに挟まれると文章の流れは完全に寸断される。
極端になると、「記事の途中に広告がある」のではなく「広告の隙間に記事がある」状態になる。
3位:追従する動画広告 ― 読んでいるのに動画がついてくる
動画を見たいとは言っていない。
それでも動画プレイヤーが現れ、そこを通り過ぎると画面右下へ縮小して追尾してくる。
このページの動画広告デモも、セクションを通過すると右下へ固定される。×を押せば消せる。
本文を読みながら別の動く領域が視界に残り続けるので、かなり集中を削る。
2位:アンカー広告 ― 画面の一部を永久占拠
スマートフォンで特に強い。
画面上端または下端に固定され、スクロールしても残り続ける。
画面が小さいほど、広告が占める割合も大きくなる。
このページでは、実AdSenseを入れたアンカー広告風の枠を画面下に常時固定している。閉じる方法は右上の小さな×だけである。
1位:全画面広告(ビネット広告) ― ページそのものを塞ぐ
1位はこれ。
ニュースを読もうとページを開く。
ところが、次に目に入るのはニュースではなく広告。
画面全体を覆い、閉じる操作をするまで本文へ戻れない。
「広告を処理しないと記事を読めない」という時点で妨害性能が高すぎる。
この記事でも、読み込みから約0.65秒後に実AdSenseを入れたビネット広告風の全画面表示が現れる。
最後にクイズ:このページには広告が何個仕込まれているでしょうか?
ここまで来た人に問題。
このページには、AdSense広告枠と動画広告デモを合わせて何個の「広告表示」を仕込んだでしょうか?
端末によって実際に画面へ出る数は変わる。たとえばサイドレール風広告枠は1024px未満では表示しない。ここでは、ページ側に仕込んだ総数を数える。
答えを見る
答えは――
31個。
- 通常の本文内AdSense広告枠:19個
- Multiplex風AdSense広告枠:6個
- ネイティブ風AdSense広告枠:1個
- 追従動画広告デモ:1個
- アンカー風AdSense広告枠:1個
- ビネット風AdSense広告枠:1個
- サイドレール風AdSense広告枠:左右2個
19 + 6 + 1 + 1 + 1 + 1 + 2 = 31個。
Google側が別途自動広告を配信した場合は、実際に見える広告数がさらに増えることもある。
おわり。
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