私は2019年からFitbitを使い続けています。
最初に購入したのはFitbit Versa 2。2019年11月30日にAmazonで25,240円で購入しました。
その後、Versa 2が故障し、2022年12月31日にFitbit Sense 2へ乗り換えました。購入価格は29,520円です。
Sense 2は約3年半使用しましたが、2026年にディスプレイ部分が本体から外れる故障が発生。画面表示自体はできるもののタッチ操作ができなくなり、それまで4~5日に1回程度だった充電も、故障後は1日も持たない状態になりました。
そしてGoogleのFitbitサポートへ問い合わせた結果、保証期間外だったため交換や修理ではなく、Google StoreでFitbit製品に使える35%割引クーポンが発行されました。
それを使って3台目となるFitbit Versa 4を購入。
通常価格27,800円のところ、9,730円引きの18,070円になりました。
こうして並べてみると、
Versa 2 → Sense 2 → Versa 4
と、約7年間にわたって結局ずっとFitbitを使っています。
なぜここまでFitbitを使い続けているのか。
実際に3台使ってきて感じるメリットをまとめます。
私のFitbit使用歴
| 機種 | 購入時期 | 購入価格 | 備考 |
|---|---|---|---|
| Fitbit Versa 2 | 2019年11月 | 25,240円 | 約3年使用後に故障 |
| Fitbit Sense 2 | 2022年12月 | 29,520円 | 2026年にディスプレイ脱落 |
| Fitbit Versa 4 | 2026年8月 | 18,070円 | 35%割引クーポン使用 |
この価格を見るだけでも、Fitbitの特徴の一つがかなり分かりやすく表れています。
理由1. スマートウォッチとして比較的安い
まず大きいのが価格です。
私が購入した3台は、割引前でもすべて2万円台でした。
2026年8月現在、Google Storeで販売されている主なFitbit製品は、Charge 6が23,800円、Versa 4が27,800円、Sense 2が32,800円です。
もちろん1万円以下の安価なスマートバンドも大量にあります。
しかし、
「ある程度しっかり健康データを取りたい」
「数年単位で使いたい」
「メーカーやアプリの継続性も欲しい」
という条件まで含めると、Fitbitはかなり手を出しやすい価格帯だと思います。
特に私の場合、今回のVersa 4は35%割引によって18,070円。
この価格になると、他社の上位スマートウォッチへ乗り換えるよりも「またFitbitでいいか」となってしまいます。
理由2. バッテリーが数日持つ
Fitbitを使い続ける上でかなり重要なのが、バッテリーです。
Versa 4とSense 2は6日間以上、Charge 6は最大7日間のバッテリー駆動時間が公称されています。
実際、私がSense 2を正常に使用していたときも、充電はだいたい4~5日に1回程度でした。
毎日充電する必要がないというのは想像以上に大きなメリットです。
スマートウォッチは睡眠も測定するため、夜に充電する運用とは相性がよくありません。
数日に1回、入浴中などに充電すれば済むFitbitは、24時間の健康管理に向いています。
理由3. AndroidでもiPhoneでも使える
これも地味ですが、長期間使う場合にはかなり重要です。
FitbitはAndroid専用でもiPhone専用でもありません。
2026年現在のGoogle Healthアプリは、Android 11以降とiOS 16.4以降の両方に対応しています。
つまり、Fitbitを使っているから次のスマートフォンもAndroidにしなければならない、といった縛りがありません。
AndroidからiPhoneへ移っても、逆にiPhoneからAndroidへ移っても、Fitbitそのものを使い続けられます。
スマートウォッチは数年間使用することも珍しくないため、スマートフォンのOSに縛られないことは長期的にはかなり大きなメリットです。
理由4. Google Healthに健康データを集約できる
2026年、従来のFitbitアプリはGoogle Healthアプリへ移行しました。
Fitbitを何世代も使っていると、スマートウォッチ本体よりも重要になってくるのが過去の健康データです。
歩数、心拍数、睡眠時間、運動履歴などは、数年間蓄積されて初めて分かることもあります。
私の場合もVersa 2からSense 2、そしてVersa 4へと本体は変わっていますが、Fitbit側のアカウントを引き継いできました。
現在のCharge 6、Versa 4、Sense 2はいずれもGoogle Healthアプリを使用し、Android 11以降とiOS 16.4以降の両方に対応しています。
つまりFitbitは、単なる「腕時計」ではなく、機種を乗り換えながら長期間健康データを蓄積していくサービスとして使えます。
理由5. 保証期間外で壊れても35%割引になった
そして今回、一番「Fitbitから逃れられない」と思った理由がこれです。
私のSense 2は保証期間を大幅に超えていました。
Googleサポートからの回答では、Fitbit製品は修理や電池交換には対応しておらず、保証期間外だった私のSense 2についても交換はできませんでした。
その代わり、日本の正規販売店で購入したことを確認した上で、Google Storeで利用できる35%割引クーポンが発行されました。
私のケースでクーポン対象として案内されたのは、
- Fitbit Charge 5
- Fitbit Charge 6
- Fitbit Sense 2
- Fitbit Versa 4
の4機種でした。
35%割引クーポンを使うといくらになる?
2026年8月現在のGoogle Store通常価格を基準にすると、こうなります。
| 機種 | タイプ | 通常価格 | 35%割引後 | 主な違い |
|---|---|---|---|---|
| Fitbit Charge 5 | トラッカー | 購入不可 | 購入不可 | Charge 6の前世代 |
| Fitbit Charge 6 | 小型トラッカー | 23,800円 | 15,470円 | 小型軽量、GPS、EDAスキャン、心拍・睡眠・皮膚温など、最大7日間 |
| Fitbit Versa 4 | スマートウォッチ | 27,800円 | 18,070円 | 大型画面、GPS、スピーカー・マイク、心拍・睡眠・皮膚温など、6日間以上 |
| Fitbit Sense 2 | 上位スマートウォッチ | 32,800円 | 21,320円 | Versa 4の機能に加え、cEDAによる継続的な身体反応・ストレス計測、6日間以上 |
現在のGoogle StoreではCharge 6、Versa 4、Sense 2は購入できますが、Charge 5本体は現行ラインアップから外れているため、この記事では購入不可として扱います。
Charge 6は30gの小型トラッカーながらGPS、EDAスキャン用電気センサー、血中酸素ウェルネス用センサー、皮膚温測定などを搭載しています。
Versa 4は37.64gで、大きなスマートウォッチ型の画面に加えてGPS、スピーカー、マイクを搭載しています。
Sense 2は基本的な形状や重量がVersa 4とほぼ同じですが、最大の違いは継続的皮膚電気活動(cEDA)センサーです。身体反応を継続的に計測し、ストレス管理を重視した上位モデルになっています。
なお、Charge 5、Charge 6、Sense 2には心電図(ECG)用の電気センサーもありますが、2026年8月現在、Fitbitの心電図アプリは日本を対応地域に含めていません。そのため、日本向けの記事では購入理由として大きく扱わない方がよいでしょう。
私はこの中からVersa 4を選びました。
実際の注文でも、
27,800円
↓
9,730円引き
↓
18,070円
となっています。
Sense 2からSense 2へ買い直すなら21,320円、Charge 6なら15,470円です。
この価格差になると、他メーカーへ乗り換えるハードルはかなり高くなります。
ただし、「Fitbitが壊れれば必ず35%引きになる」という制度として保証されているわけではありません。
ここで書いているのは、2026年8月に私が実際に受けたサポート対応です。対象機種、割引率、条件などは今後変更される可能性があります。
それでも、保証期間を大幅に過ぎた製品に対して次の製品を35%引きで購入できたのは、かなり大きなメリットでした。
Fitbitにもデメリットはある
ここまで褒めていますが、Fitbitにも気になるところはあります。
最大の問題は「修理できない」こと
今回初めてはっきり分かったのですが、GoogleのFitbitサポートによると、Fitbit製品は有償・無償を問わず修理やバッテリー交換を行っていません。
保証期間内で条件を満たせば代替品交換。
保証期間外なら、今回のような割引クーポンによる買い替え案内。
基本的にはこの考え方です。
数万円する電子機器として考えると、これは明確なデメリットです。
Sense 2の場合もディスプレイ以外はある程度動作していましたが、ディスプレイだけ交換して使い続けるといった選択肢はありませんでした。
35%クーポンはありがたいのですが、
「修理できない代わりに次を安く買ってください」
という仕組みでもあります。
環境面や長期使用という観点では、手放しで評価できるものではありません。
クーポンが強すぎてFitbitから逃げられない
これは半分冗談ですが、実際かなり強力です。
Sense 2が壊れたとき、Pixel Watchなど他のスマートウォッチも候補にはなりました。
しかしVersa 4が18,070円になるなら話が変わります。
Fitbit
↓
壊れる
↓
Fitbitが安くなる
↓
またFitbitを買う
という無限ループが完成します。
ユーザーとしては得なのですが、メーカーの囲い込み戦略としてもかなり強いと思います。
Sense・Versaシリーズの今後がかなり不安
Fitbitをこれから買う上で、一番気になっているのが従来のFitbitシリーズが今後どうなるのかです。
Versa 4とSense 2が発表されたのは2022年8月です。2026年8月現在、すでに約4年が経過していますが、Versa 5もSense 3も登場していません。
トラッカー系では2023年にCharge 6が登場していますが、こちらも約3年前です。
そして2026年5月に登場したのがGoogle Fitbit Airです。
名前にはFitbitと入っていますが、私はこれをSense、Versa、Chargeなど従来のFitbitシリーズの新世代機とは考えていません。
Google Fitbit Airは画面を持たない新しいタイプのトラッカーで、Google自身も「軽量で画面のない最新のトラッカー」として発表しています。価格は16,800円です。
さらに重要なのが、Fitbit Airは今回私に発行された35%割引クーポンの対象外だったことです。
Fitbit Airは2026年5月26日に発売されています。
それに対して、私がGoogleサポートからクーポン対象機種として案内を受けたのは2026年8月です。
その時点で明記されていた対象は、
- Charge 5
- Charge 6
- Sense 2
- Versa 4
だけでした。
つまり、Fitbit Air発売後に発行されたFitbit製品向け35%クーポンであるにもかかわらず、Fitbit Airは対象に含まれていません。
私としては、この点もGoogle Fitbit Airと従来のFitbitシリーズが別の製品ラインとして扱われているように見える材料だと感じています。
もちろんGoogleは、SenseシリーズやVersaシリーズを終了すると発表しているわけではありません。
しかし現状を見ると、
2022年:Versa 4 / Sense 2
2023年:Charge 6
2024年:後継機なし
2025年:後継機なし
2026年:Google Fitbit Air
という状態です。
新製品そのものは出た。
しかし、従来のFitbitユーザーが待っているVersa 5、Sense 3、Charge 7ではなかった。
しかもその新製品は、従来Fitbitの故障者向けクーポンの対象にも入っていませんでした。
そのため私は、
「Fitbitという名前がなくなるのか」よりも、「Sense、Versa、Chargeという従来のFitbitシリーズに次世代機が本当に出るのか」
という点を不安材料として見ています。
今回Versa 4を買った私としては、次に壊れたときにVersa 5が存在するのか。
あるいは、またVersa 4を買うことになるのか。
そこは今後のGoogleの製品展開を見ていく必要がありそうです。
結局、Fitbitは誰におすすめなのか
約7年使ってきた私がFitbitをおすすめする理由をまとめると、
比較的安い。
バッテリーが数日持つ。
AndroidでもiPhoneでも使える。
Google Healthに健康データを蓄積できる。
そして壊れても、条件次第では次のFitbitを大幅に安く買える。
というところです。
逆に、
「スマートウォッチそのものを何年も修理しながら使いたい」
という人には、修理を受け付けていないFitbitは向かないかもしれません。
私自身、Versa 2もSense 2も最終的には故障しています。
それでも、
2019年 Versa 2
2022年 Sense 2
2026年 Versa 4
と、気付けば3台目です。
今回こそ別メーカーへ行く可能性もあったのですが、35%引きという強烈なカードを切られて、またFitbitに戻ってきました。
Fitbitがものすごく壊れないから使い続けているわけではありません。
価格、バッテリー、健康データ、OSを選ばない使いやすさ、そして買い替え時の価格まで含めると、総合的に「またFitbitでいい」という結論になってしまう。
私にとってFitbitの一番強いところは、そこなのかもしれません。

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